法学教室は毎月購入しているのですが、
リークエと同じ著者ということもあり、
頭の体操に、ということで、購入。
わたくしが普段、使っているTSUTAYAでは、売切れだったのですが、
注文してから5日で配達されました。

読むべき本が積読になっているので、
読み終えるのは、まだ先かな。
いま、読んでいるのは
講義民事訴訟(第2版)と憲法学読本。

講義民事訴訟は、実務の課題を載せているので、試験用に使用する人にはどうなんでしょうか。力がつく本だとは思いますが、細かいところ(択一プロパー的な)が載っていなかったりするので、評価が分かれるところですネ。
憲法学読本は、人権総論まで読み終えたのですが、
近時の学説(芦部説以降の高橋・長谷部・宍戸説など)を取り入れていて、
面白く読ませてもらっています。
憲法の入門書としては、いま一番オススメかも。「憲法の急所」に親和的に思います。
ただ芦部憲法に比べると判例の引用がとても短いので(ページ数を抑えるためにやむを得ないのかな)、その部分の補充は必要でしょうネ~。
人権総論の部分は、分かりやすいところもあるのですが、じゃあ巻先生はどう考える?というところがあり、もっとハッキリ自説を書けばよいのに~と思う部分も。特に、公共の福祉のところかな~。長谷部説を採用するということなんですよネ、巻先生。
特別権力関係理論を否定する論拠に「法の支配」を持ってくるのですが、芦部憲法と違って、「法の支配」は後半に説明してあるんですよネ。初学者は目次で先を読まないと分からないんじゃないかな・・・。
三段階審査から示唆は得ているものの、審査基準論を採用している(高橋説的?)と思われます。この辺も、「憲法の急所」に親和的かな~なんて思って読んでいました。
読了後にまた感想を書きます。
