会社法・商法

2015年1月 3日 (土)

柴田和史「ビジュアル 図でわかる会社法」日経文庫

柴田先生の「ビジュアル 株式会社の基本」の実質的改訂版で第4版にあたるもの。

超分かりやすくまとまっています。
もちろん、19種類すべての会社組織を説明することはできないので、
大会社かつ公開会社で、取締役会、監査役会、会計監査人を設置する株式会社を説明の対象にしています。
全90項目で、見開き右側を文章で説明、左側にその文章による解説を図を使って説明する形式です。

そのため、
山口真由先生の読み方の1・2回目の通りにすると、
図表は飛ばすので、読むべきところは、なんと90頁しかない!
詳しく知りたい場合には、

柴田先生の基本書(平成26年改正対応はこれからになるのでしょうが)に
戻れば良いわけです。

重要事項に絞って説明しているので、
幹を作るのには、1冊目として良い本だと思います。

会社法立法担当者の葉玉先生も
たしか入門書として優れている、こういう書物を書きたいと、
述べていたように記憶しています。

2014年9月12日 (金)

高橋英治「会社法概説(第2版)」中央経済社

平成26年改正もあり、神田会社法が出る前に何か良い本がないかな~と思っていたときに、見つけた本です。

隠れた名著ですネ。

高橋先生は、有斐閣から「ドイツ会社法概説」を出されていてる先生です。

日本企業が外国企業との競争の中で勝ち残っていくために、
外国法研究を進め、会社法の国際的調和をはかり、
外国の優れた制度は積極的に導入すべき、というお考えです(概説6頁)。

会社法概説は、
帯にもある通り、枝葉の議論は思い切って簡略化し、
論文試験で答案が書ける知識の習得に徹し、
会社法の全体像を俯瞰できるよう、
基本事項の理解に徹して説明するため、なんと292頁というページ数。

会社法解釈の特徴も短いながらも知っておきたい知識ですし、
本書の最大の特長は、
第4編「事例問題の解き方」です。

その第1章は、「事例式答案をどう書くか」、
第2章は「演習問題と解答」で10問の問題。

ただ、問題文は短く、初学者向きと思われます(学部生向き)。
「法科大学院での指導を基に・・・」なんてあるので、
会社法のレベルはロー生は低いのかな・・・。
第1章も、まとめすぎていて、もう少し具体的な説明があると良いのですが・・・。エッセンスだけで、もったいない・・・。

ただ、会社法の幹を習得したい人には、この本か、
近藤先生の新書「会社法の仕組み(第2版)」ですネ。

2012年7月31日 (火)

法律書 気になる近刊。

商法総則・商行為法で、わたくし個人的にいま一番のオススメ本が版を新たにします。

http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/024754.html

青竹正一「特別講義 改正商法総則・商行為法(第3版)」成文堂。

民訴で気になるのはこの2冊。

http://www.shojihomu.co.jp/books/news.html

和田吉弘「基礎からわかる民事訴訟法」商事法務で、ページ数が648。

http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=40_4002_404002003&products_id=7552

要件事実マニュアルの著者による「民事訴訟マニュアル-書式のポイントと実務(全2巻)」ぎょうせい。1万円は高価ですネ。

民法からはこの3冊。

まず、川井先生。

http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106194560/subno/1

「新版設例民法学1 民法総則」勁草書房

http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106194561/subno/1

「新版設例民法学2 物権法」勁草書房

「基本モデルというべき設例を中心に平易に説明し、初学者が一読して民法全体を理解するための簡にして要を得た概説書」だそうです。

民法案内12は幻となってしまったのでしょうか。

民法改正について。

http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766419542/

松尾弘「民法改正を読む 改正論から学ぶ民法」慶応義塾大学出版社

民法は何が改正されるのか?
改正論議を通じて民法を学び直し、さらに1ランク上の実力を身につける絶好のチャンス。現行民法と比較しながら、民法改正の動向を読み解く鍵となる視点を明快に提示。
債権法改正はもちろん、物権法、家族法まで民法全体をフォローし、今回の改正点・改正の流れを把握しながら、民法をより深く理解できる一冊。
民法改正の主要な論点をコンパクトにまとめ、改正点を手早く知りたい弁護士や税理士などの忙しい実務家にも最適。

憲法も。

http://www.nippyo.co.jp/book/5975.html

高橋先生が新しい編者として。「新・判例ハンドブック憲法」日本評論社。

2012年1月26日 (木)

木俣由美「楽しく使う会社法(第2版)」自由国民社

会社法の条文って、

分かりづらいですよネ。

なので、学習用にオススメなものがあったのですが、

第2版が出るようです。

それが、自由国民社の近刊のところに出ていました。

http://www.jiyu.co.jp/support/announce.php

タイトルにもある、楽しく使う会社法。

ダジャレの世界。

ゴロで覚える会社法。

端的な条文説明。

複雑な会社法の勉強のオアシスとなる本です。

もう、初版の在庫はないのかな(以下のリンク画像は初版)。

2月2日に第2版発売だそうです。

木俣先生は、

VIRTUAL会社法で有名ですよネ。

最近では、「民法が分かると会社法はもっと面白い ユミ先生のオフィスアワー日記」も人気のようですネ。

2012年1月 6日 (金)

森本滋「会社法・商行為法手形法講義」成文堂を購入。

今日から営業開始の丸沼書店にちょっと寄ってきました。

会社法・商法は、東大系の学者の本ばかりで、

龍田先生の会社法ぐらいしか、京大系の先生の本は読んだことがありませんでした。

書店でちょっと目を通したのですが、

これは会社法・商法版ダットサンですネ。

はしがきからも森本先生のこの本への強い意気込みを感じることができます。

初版の不十分な部分をかなり補ったとのこと。



ちなみに、今年、最初に買った本は、こちら。

ちょっとした移動の時間に読める日経文庫は、良書ぞろいデスネ。近藤先生の会社法のしくみとか、柴田先生のビジュアル会社法とか。

2011年12月25日 (日)

事例で考える会社法

法学教室は毎月購入しているのですが、

リークエと同じ著者ということもあり、

頭の体操に、ということで、購入。

わたくしが普段、使っているTSUTAYAでは、売切れだったのですが、

注文してから5日で配達されました。

読むべき本が積読になっているので、

読み終えるのは、まだ先かな。

いま、読んでいるのは

講義民事訴訟(第2版)と憲法学読本。

講義民事訴訟は、実務の課題を載せているので、試験用に使用する人にはどうなんでしょうか。力がつく本だとは思いますが、細かいところ(択一プロパー的な)が載っていなかったりするので、評価が分かれるところですネ。

憲法学読本は、人権総論まで読み終えたのですが、

近時の学説(芦部説以降の高橋・長谷部・宍戸説など)を取り入れていて、

面白く読ませてもらっています。

憲法の入門書としては、いま一番オススメかも。「憲法の急所」に親和的に思います。

ただ芦部憲法に比べると判例の引用がとても短いので(ページ数を抑えるためにやむを得ないのかな)、その部分の補充は必要でしょうネ~。

人権総論の部分は、分かりやすいところもあるのですが、じゃあ巻先生はどう考える?というところがあり、もっとハッキリ自説を書けばよいのに~と思う部分も。特に、公共の福祉のところかな~。長谷部説を採用するということなんですよネ、巻先生。

特別権力関係理論を否定する論拠に「法の支配」を持ってくるのですが、芦部憲法と違って、「法の支配」は後半に説明してあるんですよネ。初学者は目次で先を読まないと分からないんじゃないかな・・・。

三段階審査から示唆は得ているものの、審査基準論を採用している(高橋説的?)と思われます。この辺も、「憲法の急所」に親和的かな~なんて思って読んでいました。

読了後にまた感想を書きます。

2011年10月 6日 (木)

有斐閣の注目新刊。

1.重点講義民事訴訟法(上)第2版。

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641136137

大幅改訂とのことですネ。

2.平成24年版判例六法Pro

http://www.yuhikaku.co.jp/six_laws/detail/9784641004122

11月上旬発売予定。

3.平成24年版判例六法

http://www.yuhikaku.co.jp/six_laws/detail/9784641003323

11月中旬発売予定。遅いですよネ。模範小六法は11月1日ぐらいだぞ、だしか。

4.事例で考える会社法

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641136113

12月発売予定だそうです。リークエの執筆者などが、法学教室に連載していたものです。単行本化にともない6問に参考答案を付したとのこと。全24問。

5.杉原高嶺「基本国際法」

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641046498

国際法学者の重鎮、杉原先生による入門書。11月下旬発売。国際法は最近、アルマといい、入門がよく出ますネ~。

6.New Liberal Arts Selection 政治学補訂版

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641053779

法学ではないのですが、隣接科学ということで。政治学では、いま一番良書だと思っています。補ていの度合いがどんなものかですネ~、買い替えはした方が良いのかな?

7.有斐閣アルマ 親族・相続(第3版)

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641124523

家族法では本当に良書の部類に入ると思います。今年の改正にも対応しているそうで・・・まあ、法学教室10月号の中田先生の解説を加えればよいとも思うのですが、この改正を機に家族法の本を買おうと思っている人には、わたくしはこちらをオススメします。たしか、

和光だよりは読み終えました。

面白く読み終えました。ロースクール生や法学部生にオススメです。ゴロ暗記とか使える(!?)知識もありますし、修習生の生活の様子も分かりますし、勉強の合間にオススメです。大木先生は、2010年から新司法試験の考査委員(刑法)です。

プレップ憲法訴訟は、在外日本人選挙権制限訴訟について、福田博裁判官の存在の影響、立法事実論の採否、皇居外苑使用不許可事件判決以降の憲法訴訟における損害賠償請求訴訟の手段の適切性など、多々勉強になりました。

ただ、「プレップ」シリーズの趣旨から外れてきていますネ。プレップって、大学法学部入学前に読む本ではなく、ロースクールの入学前に読むべき本に変わっていくのか~。

2011年10月 2日 (日)

注文していた本が、昨日到着。

別便で別日に届くはずだったのですが、

別便で昨日、同時に到着。

送料(業者負担だからいいのだけれど)がもったいない~。

まずは、会社法判例百選。

そして、「和光だより」。

司法研修所の元刑事弁護教官のがつづった和光での日々で、修習生との付き合い、教官の日常、授業内容など、司法研修所の様子を描き出しています。

現役中に横浜弁護士会メーリングリストに投稿されたエッセイが元ネタです。

さらっと読めて面白いし、法曹を目指す方にオススメ。

あ、そういえば、この前、司法修習所が舞台になるドラマをやっていましたよネ。録画して見ちゃいました。が・・・。犯人が被害者の名前を呼ぶ際の演出はいかがなものか、と思ったのはわたくしだけでしょうか。

2011年6月 9日 (木)

弥永先生らしい新刊ですネ。

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641136052

ジュリストに好評連載中の「会社法判例速報」に最新情報を織り込み,単行本化。1つの裁判例を4頁にまとめ,事実・判旨・解説という構成でコンパクトに解説。公刊されていない裁判例も適宜織り込み,短時間で会社法判例の動きを把握できる。

以上、有斐閣のHPより。

230頁で7月下旬発売予定。

最新重要判例200商法第3版を弘文堂から出していますし、弥永先生らしいナ~。でも、会社法になってからはリーガルマインド会社法も全然読んでないナ~。

最新重要判例200 商法 第3版

リーガルマインド会社法 第12版

2011年5月27日 (金)

リーガルクエスト会社法(第2版)の訂正。

本当は、自分で早く読んで訂正情報を載せられればいいのだけれど、

本当、3月からめちゃくちゃに忙しい日が続いており、

なかなか読めていませんでした。

そんななか、著者の大杉先生のブログに訂正情報が載っています。

もう、第2刷も書店に並ぶそうですネ。

いまのところ5か所だけのようです。

会社法 第2版 (LEGAL QUEST)