田中豊「法律文書作成の基本」日本評論社 キンドルで安い!
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田中豊「法律文書作成の基本」(日本評論社)は、
書籍ですと3,780円ですが、
2,450円(35%割引で、1,330円も安い!)です。
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近時の若手の有力な法学者による法解釈入門。
入門と言いつつ、かなり高度なところまで扱っていますが、
真面目な法学とたる者は、是非、読むべき本だと思います。
発売日翌日に購入。
わたくしの住む街の書店5店舗のうち、3店目でやっとゲットできました。
舞台は、横浜市西区ですネ。
わたくしも横浜で育ったので、
この地のあたりはハマっ子ならわかりますよネ。
県立図書館と市の中央図書館が近くにあり、JRと赤い電車(京急ですね)が入っている所なんて。
その県立図書館も貸出作業をやめるなんてニュースも最近があり。さびしい限りです。
http://www.j-cast.com/2012/11/08153234.html?p=all
県立図書館には音楽堂もあって、
そちらにもかつてはよく行きました。
法学部への進学を考えている高校生や、法学部学生だけではなく、
一般の方にもぜひ読んでほしい本だと思います。
こういう基本的なところ(民法の星野先生がよく言っていた「基礎」でしょう)は、
わかっていそうでわかっていない(法命題のあたりとか)、
教えてもらっていそうで教えてもらっていない部分だと思いますし。
また、木村先生(キヨミズ先生やワタベ先生)のお勧めの本もあったりして、
そういうところにも価値があって、オススメです。
文化祭規約第9条1項・2項は笑えました。
また2013年出版予定の「憲法の想像力」(NHK出版)も楽しみにしています。
主人公キタムラ君が大学に進学してからの話で続編も読んでみたいですネ。
また、キタムラ君と村山さん・岩渕さんに恋の進展はあるのか?
木村先生はきっと続編を書いてくれそうな気がします。
5月号から。
「刑事裁判実務講座 令状審査(勾留・保釈)」
意義(要件)→本問の検討(あてはめ)という流れで、
丁寧に解説しています。
刑事訴訟法の基本書ではあっさり記載されている部分ですので、そこの補充として読んでおくのは勉強になると思います。
ちなみに6月号の
「民事裁判実務講座」は、要件事実。
6月号では、標準的な内容でした。
貸借理論のところもあっさりすぎて。
初学者向けということなんでしょう。
5月号の憲法学再入門=西村裕一「人権なき人権条項論」。
西村先生の文章は初めて読みました。
面白い文体の方ですね。
以下、気になったところ。
「人権を制約するためには『公共の福祉』=『公益』を理由としなければならないという制限を立法府=国家権力に課した」という趣旨の金森答弁の見解を、浦部先生・長谷部先生が現在において再演しているとの指摘、「公共の福祉」の名宛人を国民から国家へと転換させたことの意義を評価。
→とても説得的でした。
「国家が人権を制約するためには、その正当性を主張する前に、はたしてそれが『公共の福祉』に適っているのかを論じなければならない」。
「公共の事柄=誰のものでもないこと(長谷部)」「民主的なプロセスが特定の『私益』によって占拠されることの忌避」。「国家の目的は国家全体の目的であって、単なる部分の目的であってはならない(尾高)」。「『公共の福祉』概念の機能が『私益』に基づく人権制約を拒否する点に求められる」。
→阪本先生の見解のバックボーン?
「『公共の福祉』論で焦点となるのは、国家権力が人権を制約する際の『理由』であった。このとき、人権観念を説明するに当たっての力点が個人から国家へとひn倒させられているわけであるが、『新しい人権』論にとっても、その影響は重大である」。
13条の幸福追求権=新しい人権の保護範囲について、一般的自由説を採用します(理由づけについては46~47頁)。そして、人権の「価値」から国家行為の「理由」へと視座を転換させたところに、一般的自由説の意義がある点を説かれます。「一般的行為自由説は、保障範囲を広げて個々の瑣末な自由をも広く保障するという点によりも、保障範囲を積極的に規定せずに、侵害の側から消極的(否定的)にアプローチしている点にこそ意義がある」という櫻井智章氏の「基本権論の思考構造」の文章を引用。
「憲法学説に聞く」(日本評論社)の戸波先生へのインタビューから、わたくしも一般的自由説にとても惹かれています。
宍戸先生の応用と展開の第2講だったかな、あれを読むとごちゃごちゃになるのですが・・・。分からなくなるのではなくて、どう考えたらよいのか悩んでしまいます。
親族・相続で、法改正に対応した本がいくつか出てきていますが、
アルマかリークエでどっちを先に買うか、迷いました。
迷った結果、購入したのは、
こちら。
アルマは、共著の方と迷いました。
こちらには、当たり前すぎて通常の基本書には書かれていないことも書いてあるので。捨てがたい。リークエを読み終えたら購入します。
あと、ハイブリッドも意外と定評がありますよネ。ちょっと気になります。家族法も第2版が出版されるようですので。
1・3は購入しました。標準的なテキストだと思います。
あと、注目はこちら。4月20日発売予定だそうで(アマゾンでは18日となっており、予約できるようですネ)。
http://www.shinzansha.co.jp/120411Practiceminposaikensouron4han-contents.html
プラクティス債権総論の第4版。
有斐閣の総則は、改訂しないのかな?
ガングリオンの痛みがまだとれず・・・
花粉もまだ終息されず・・・
仕事もめっちゃ忙しく・・・
そんななか、水道橋に行く用事があり、
ついでにと丸沼書店に寄ってきました。
そこで、
4人組の憲法(第5版)をゲット!
そして、
重判もフラゲ。
9日発売予定だと思うのですが、
6日に手に入れました。
まだ全然目を通せていないんですが・・・。
ゆっくりと読める日は来るのだろうか・・・。
あ、週刊文春も買いました。
週刊誌なんてめったに買わないのですが
吉川のインタビューがあったので、購入。
阿川さんって素敵な女性ですよネ。話を引き出すのが巧いな~。ちゃんと吉川のことも調べてからインタビューに望んだとのこと。
内容的に目新しいことはないのですが、
一般の方には吉川を知っていただく良いチャンスだと思います。
西田刑法各論の第6版とともに注文したのが本書。
内容は、法律を初めて学ぶ人が知っておくべき内容をまとめてあります。
法学教室の連載を書籍化。
基礎知識編(条文を読む前に)、
法制執務用語編(条文の読み方)の2部構成。
840円だし、やはり何事も基本がい大事。
ということで、購入。
有斐閣の小冊子「六法の使い方・読み方」「難読法令文字の読み方」等に比べて見やすく、読みやすいです。
前田各論を読んでいるのですが、
前田先生は監禁罪の「監禁の認識」の要否について、
第5版で改説したんですネ・・・。
前田各論で学んだ自分としては、
なぜか、悲しくなります・・・。
ちなみに、西田先生の各論にはそれがすでに反映されていました。
買うか迷ったのですが、買っちゃいました。
一番気になったのは、ブックレビュー。
小山剛先生が、木村草太「憲法の急所」を、
水野紀子先生が、窪田充見「家族法~民法を学ぶ」を、評しています。
その他、平野哲郎先生の「実践 民事執行法・民事保全法」や、長谷部先生の「法とは何か―法思想史入門」の書評もあります。
小山先生は、「内容的には高度であり、最新の憲法学の水準を踏まえているため、読者によっては、本書の立ち位置に、違和感を覚える者もいるかもしれない。」として、比例原則の具体化として違憲審査基準論を捉えている点をその一例として挙げています。しかし、それは、「ドイツ派の判事とアメリカ派の判事が共存する韓国や台湾の憲法裁判所・大法官会議においては、両者を融合する憲法判断が示されている。実務の知恵(Prudenz)というべきであり、この知恵は、本書でも貫かれている」と評しています。
木村先生のブログでもこの書評について述べられています。
いま、一番の憲法の演習書だと思いますネ。芦部憲法や高橋憲法を読んだら、この本でしょう、というのがわたくしの意見です。
そんななか、WOWOWの無料放送で
平日18時~のERを観ています。
第1シリーズ。
やはり、面白いですネ~。
医療モノってはずれが少ないですネ。
そう、今年の小型六法は「デイリー」にしちゃいました。
コンパクト六法を買うようなことを書いておいて、実際、書店に行ったらこちらに手が伸びていました。
大型はまた書店で悩むんだろうナ~。
ところで、
最近読み終えたのはこちら。
結構、売れているようですネ~。前にも少し書きましたけれど、大学1年生が民法総則を勉強し始めて2ヶ月後ぐらいに読むといいんじゃないかな~という本。基本がなっていない人は一度目を通した方が良いと思います。
193頁の「法律行為の要件と対抗要件」。学者本には、それぞれ別のところに書いてあるんですよネ。予備校本だと当たり前に書いてあると思います。
ただ読み終えて、新しい発見というのはありませんでした。ロジカルシンキングも別の本で読んでいたので知っていましたし、著者の言うように「無意識にロジカルシンキングを使えないと」ダメなんでしょうね。なので、初学者用と感じました。
面白かったのは、参考文献ですネ。著者の好みが分かります。また、慶應への愛も感じました。松尾先生の「民法の体系~市民法の基礎」を勧めている当たりなんかは(同書174頁など)。この本を勧めるなんてマニアックか慶応派閥か的な。
この本は、もっと評価されて良いと思います。アマゾンでも、レビューで結構いい評価を得ています。民法の1冊本の中では、イチオシ。プーフェンドルフの影響を受けた体系(?!)です。安易に学生受けを狙った本ではありませんが、判例・通説をとても重視しています。
金井先生も「民法上個人の権利を基準にして、その主体、客体、変動、効果という順に民法の全体の体系を再構築しており、民法の三大原則に基づく視点による体系化としても理解できるもので、極めて参考になるものである。」と紹介しています。
1.重点講義民事訴訟法(上)第2版。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641136137
大幅改訂とのことですネ。
2.平成24年版判例六法Pro
http://www.yuhikaku.co.jp/six_laws/detail/9784641004122
11月上旬発売予定。
3.平成24年版判例六法
http://www.yuhikaku.co.jp/six_laws/detail/9784641003323
11月中旬発売予定。遅いですよネ。模範小六法は11月1日ぐらいだぞ、だしか。
4.事例で考える会社法
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641136113
12月発売予定だそうです。リークエの執筆者などが、法学教室に連載していたものです。単行本化にともない6問に参考答案を付したとのこと。全24問。
5.杉原高嶺「基本国際法」
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641046498
国際法学者の重鎮、杉原先生による入門書。11月下旬発売。国際法は最近、アルマといい、入門がよく出ますネ~。
6.New Liberal Arts Selection 政治学補訂版
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641053779
法学ではないのですが、隣接科学ということで。政治学では、いま一番良書だと思っています。補ていの度合いがどんなものかですネ~、買い替えはした方が良いのかな?
7.有斐閣アルマ 親族・相続(第3版)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641124523
家族法では本当に良書の部類に入ると思います。今年の改正にも対応しているそうで・・・まあ、法学教室10月号の中田先生の解説を加えればよいとも思うのですが、この改正を機に家族法の本を買おうと思っている人には、わたくしはこちらをオススメします。たしか、
和光だよりは読み終えました。
面白く読み終えました。ロースクール生や法学部生にオススメです。ゴロ暗記とか使える(!?)知識もありますし、修習生の生活の様子も分かりますし、勉強の合間にオススメです。大木先生は、2010年から新司法試験の考査委員(刑法)です。
プレップ憲法訴訟は、在外日本人選挙権制限訴訟について、福田博裁判官の存在の影響、立法事実論の採否、皇居外苑使用不許可事件判決以降の憲法訴訟における損害賠償請求訴訟の手段の適切性など、多々勉強になりました。
ただ、「プレップ」シリーズの趣旨から外れてきていますネ。プレップって、大学法学部入学前に読む本ではなく、ロースクールの入学前に読むべき本に変わっていくのか~。