木谷明(山田隆司・喜多山宗 聞き手・編)「『無罪』を見抜く 裁判官・木谷明の生き方」岩波書店
非常に興味を持てた本でした。
37頁以降です。
法学部の教授陣(一番感銘をうけたのは三ヶ月先生の民事訴訟法の処女講義、宮沢先生の授業が一番面白かった=憲法の漫談でゲラゲラ笑っているうちに授業が終わったなど)というところからですネ。
77頁以降には、「令状基本問題」が出来上がるまでの経緯、
第4章「平賀書簡問題」での札幌地裁の話、白鳥事件の話、
77頁以降には、「令状基本問題」が出来上がるまでの経緯、
第4章「平賀書簡問題」での札幌地裁の話、白鳥事件の話、
第5章では調査官時代の話(事件の配点の話や調査報告書、調査官解説、大法廷配付の判断、
第6章「憲法判例をつくる」では、四畳半襖の下張事件、月刊ペン事件、団藤・伊藤先生の話、
そのほか、最高裁における事実認定審査のあり方や30件に及ぶ無罪判決などでは、事件への取組み方のキホンを学ぶことができると思いました。
そのほかにも法曹界で著名な先生方が登場しますので、司法界・法曹に興味のある方には、是非、オススメな本です。
第6章「憲法判例をつくる」では、四畳半襖の下張事件、月刊ペン事件、団藤・伊藤先生の話、
そのほか、最高裁における事実認定審査のあり方や30件に及ぶ無罪判決などでは、事件への取組み方のキホンを学ぶことができると思いました。
そのほかにも法曹界で著名な先生方が登場しますので、司法界・法曹に興味のある方には、是非、オススメな本です。
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