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2012年12月14日 (金)

川井健「説例民法学Ⅰ民法総則」勁草書房

わたくしは川井ファンです。

となると、読まざるを得ない「川井・説例民法学」。

感想は、「川井版・民法案内」ですネ。
わずか141頁で民法総則を概観できます。
もともと昭和51年に一粒社から出版されていた説例民法学を
改訂されたものです。
ある公務員の研修での速記録が元となったものであり、
説例はたしかに分かりやすいです。
民法概論ではそんな例えや説明をしていないのに、
川井先生と意外とお茶目、なんて思ってしまったり。
一番、印象に残ったのは、

「目は口ほどにものを言う」と言われるように黙示の意思表示も有効である(68頁)。
なので、川井先生の名講義を読むことができるという点で
スグレものな本です。
民法を教えている人が読むと、
例えをいろいろと使えるなーと思って読んでました。

が、注意すべき点が一つ。
引用判例からわかるように、
昭和51年以降の判例の引用は、たったの6つ。
平成の判例は4つしかありません。
なので、本格的学習の使用には堪えません。
しかし、それでも、民法が苦手な人は、
すぐに1周読める(回せる)し、民法の全体像をつかむことができる名著だと思います。
川井・民法概論の副読本として。


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