久しぶりに読んでみた。
久しぶりに本棚の奥から引っ張り出してみた。
いや~、やっぱりいいな~。文章が最近の刑訴の本とは全然違う。
読んでいて、すんなりと自分の体にしみこむというか。
読みやすいし、
文章の巧さに感動します。ユーモアあるし。
刑訴が苦手という方に、古いのは承知の上で、1冊お手元にとオススメしたいです。
ちなみに田宮先生の本の演習本として・・・
セミナー刑事手続法 (捜査編) 著者:田宮 裕,多田 辰也 |
証拠編も別にあって、司法試験のタネ本だったんですよネ、これ。
田宮先生の「刑事訴訟法入門」や、松尾先生との「刑事訴訟法の基礎知識」なんかは古本屋で手に入れたな~、がんばって探して。
有斐閣新書の「注釈刑事訴訟法(付刑事訴訟規則)」は手に入りませんでした。これなんて絶対手元にあったら刑訴の学習は進むのに。なんでこのタイプの本を出さないんだろうと思います。
あ、刑事事実認定の入門本として、いままで勧めていたのは・・・
なんですが、
最近、ちょっとこの本を見かけまして、こちらもかなりアリだな~と思います。小説を読んでいるようで非常に読みやすい。
判例を題材にした問題で、菊池先生の答案付。刑訴を一通り入門レベルだけでも終了したら、すぐにこの2冊を。アマゾンなんかでも全然レビューがないんですが、早いうちにこの手の本を読んでおくと、イメージがつく(観点を学ぶことができる)と思うんですよネ。
この2冊を読んだら
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