西田刑法総論(第2版)過失まで読み終え・・・。
改説されているのは、ここまで読んで前回してきたところだけだと思います。読み飛ばしていないと思うのですが・・。
誤植も、句読点が気になるぐらい。
たとえば、202頁の下から13行目の、
最決昭46・7・30刑集25巻5号756頁〔106〕),
⇒ 最決昭46・7・30刑集25巻5号756頁〔106〕)。
211頁の11行目
5巻10号1937頁〔179〕)不当であろう。
⇒ 5巻10号1937頁〔179〕),不当であろう。
こんな感じのが数箇所あるぐらい。
内容的には、203頁の検察審査会法の平成16年改正が導入予定となっていますが、導入されましたよネ・・・。平成21年9月21日施行だったと思います。初版188-189頁をそのままにしてしまったのでしょう。見逃してしまったのでしょう。
個人的に、記述でここを厚くしてほしいと思うのは、不真正不作為犯のところ。過失犯も少しスッキリしないな~。もちろん、内容は分かるんですけれどネ・・・。うぅん、なんか・・・。書かない方がいいですネ。
あともうちょいなので、数日中には読み終えたいと思います。
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刑法総論 (法律学講座双書) 著者:西田 典之 |
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