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2010年1月21日 (木)

「空知太訴訟」大法廷判決

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100120ATDG2003V20012010.html

http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY201001200300.html?ref=goo

北海道砂川市が市有地を神社に無償使用させているのは、憲法の「政教分離原則」に反するとした最高裁大法廷判決(裁判長・竹崎博允長官)が、1月20日に出されました。

「市が特定の宗教に特別の便益を提供し、援助していると評価されてもやむを得ない」としましたが、その理由としては・・・

国公有地上の宗教施設が違憲かどうかを判断する基準として
①施設の性格
②無償提供の経緯・態様
③一般人の評価――

などを考慮して、「社会通念に照らし総合的に判断すべき」。

問題となった無償使用は、「信教の自由の確保という制度の根本目的との関係で相当とされる限度を超え、違憲」としたそうです。なお、差し戻しだそうです。

Asahi.comの記事には、以下の記述も。

大法廷は、違憲状態を解消するには、神社を撤去しなくても、土地の譲渡や有償提供といった手段があり得るとし、市が神社を撤去した場合、氏子らの信教の自由に重大な不利益があることに配慮し、差し戻し後の審理で「合理的、現実的な手段」を検討するよう求めた。

詳しくは、裁判所判例Watchの1月20日を。

http://kanz.jp/hanrei/data/html/201001/20100120164304.html

ちなみに下の方もあわせて見ておいたほうが良いです。Asahi.comに書かれている合憲の方の判決。

http://kanz.jp/hanrei/data/html/201001/20100120161709.html

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