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2010年1月13日 (水)

5~6冊目購入。

今年の5・6冊目に購入したのは、

まず・・・

マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]

大学時代にも経営学の本は読んだことがあるのですが、日本の学者のもの3冊ぐらい・・・。

最近では、F・コトラーのものを2冊、佐藤義典さんのものを3冊。

今年の2冊目として購入した「もし高校野球の・・・」が面白かったこともあり、ではわたくしも、ということで購入。これから少しずつ読み進めたいと思います。

そして、もう1冊。これは、まだ最初の方だけしか読んでいないのですが、めちゃくちゃ面白い。大学時代に平井先生の本を読んだときのような、学問に対する面白さを久々に感じることのできる本です!

担保法 【現代民法シリーズ4】 Book 担保法 【現代民法シリーズ4】

著者:加賀山 茂
販売元:信山社
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高かったんですけれどネ~。この現代民法シリーズは今後も続刊されるとのことで楽しみです。

加賀山先生を知ったのは、平井先生の債権総論の使用者責任のところに、平井先生が加賀山先生の論文を挙げていたこと。

契約法、学習法入門も面白かったので、値段がネックだったのですが、思い切って購入しちゃいました。

特色として、①債権の摑(掴)取力の量的強化(人的担保)と質的強化(物的担保)として統合し担保法の総論を創設、②典型担保と非典型担保(所有権移転型)を担保的に再構成(所有権的構成を排している)、③物的担保の優先弁済権の順位について、債権の性質を、目的物の「保存」「供給」「環境提供」の3つに分類し、その順位の初期値(デフォルト値)と順位変動の法則を発見、とのこと。

①については、従来説かれてきた担保物権の効力は、実は債権の摑取力(414条参照)を民法自体が拡張していると説きます。担保物権とは、債権に優先弁済効(優先弁済権)が与えられたものであって、債権とは別に、「担保物権」という物権が存在するわけではない(法文にも担保物権という言葉を用いていない)、と大胆な説を提唱されます。

担保物権を学んだときにモヤモヤとしていたものがあると思うんですが、そこが問題意識にあったようです。大学の講義では、高木先生の本を教科書にしていたそうなのですが、その経験(読んでくださいネ)が本書執筆の動機だそうです。

また、保証も、債務者に代わって本来の債務を履行する責任を負うだけであって、本来の債務以外に保証債務という別の債務が存在するわけではない、とするのも本書の特色で、この説明個所を読むと「納得」させられます!

しかし、本書のような少数説で学ぶ危険性にも言及されていて、通説と加賀山説の対比表があったりします。

学会でどういう評価を受けるんでしょう(受けているんでしょう)ネ・・・。また債権法改正によって、加賀山説がどういう影響を受けるのか・・・。

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