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2009年10月16日 (金)

夫婦別姓 再論

わたくしは、以前の記事にも書きましたとおり、夫婦別姓に賛成です。

http://last-rock.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-158e.html

http://last-rock.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-c407.html

夫婦別姓を実践しています。今日でちょうど丸9年。

理由は、①反対派の意見が説得的でないこと(別姓だと家族の一体性が損なわれるという、その因果関係の立証に成功していない)、②お互いのアイデンティティを守ることができること、③別姓を韓国のように強制するものではないので、姓を変えたいひとの自由も守ることができること(ちなみに、諸外国は選択的別姓をとるところが多いです)、が主たる理由です。

女性の社会進出を妨げる要因になっているとも言われますし(反対派はこれを嫌がるようですネ)、対等な夫婦関係であるべきというところからも、夫婦別姓は評価できます。

昨日のズームイン・スーパーで夫婦別姓を取り上げていましたが、浅かったな~、取り上げ方が。「姓名判断はどうなる?」とかやっていましたけれど、ガックシです。反対する人の意見も取り上げていましたが、男性は自分が姓を変えることは考えていませんでしたもん。民法の規定が、夫婦の話し合いによってどちらかの姓を名乗りなさい、となっていることは、男女平等になっているじゃないかと言いますが、96%ですよ。男性の姓に変えてるのが。「それが夢」という人はそうすればよいし、姓を変えたくないという人がいれば変えなくても良い、という制度の方が、自由度が大きくて良いと思うんですけれどネ。

民法の内田貴先生は反対派でしたが、大村先生や吉田先生、二宮先生は別姓に賛成です。

夫婦別姓が民法上の制度になっていないために、現在、事実婚をするカップルは多いと思うのですが、法律上だけでなく、事実上も不利なことが多い。

住宅ローンを組む場合に本当に感じましたネ。夫婦で共同で借りる場合だと、住宅ローン減税の特典を2人で受けることができるので、2人で組もうとしたら、別姓はダメ、という銀行が多いのです。そんな銀行・金融機関から借りてやるか!

また、単独で借りる場合でも、登記の持分を半々にしたくても、それさえダメという(返済不能の場合に不動産を差し押さえるが、その際、夫婦でないと厄介なことになるので、ダメなんだそうな。これが銀行の言い分)。物上保証でいいじゃんって思うんですがネ。まあ、銀行もいろんなトラブルに巻き込まれているんでしょうネ。

生命保険の受取人を事実婚のパートナーにするのも、ひと悶着ありましたからネ。3年一緒に住んでいないとダメとか。

まあ、自分の選んだ道なので、うまくやっていけるように法律を駆使していますが、やはり夫婦別姓を1日も早く制度として認めてほしい。それぐらい、ゆとりのある社会に日本はなってほしいと思います。

ブログネタ: あなたは“夫婦別姓”に賛成? 反対?参加数

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