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2009年7月29日 (水)

海堂尊「外科医 須磨久善」講談社

書店で、偶然、見つけました!チームバチスタの栄光のモデルともなった天才外科医・須磨久善の生き様を、海堂尊が初めてノンフィクションに取り組んだ書です。

 外科医須磨久善

読んでいて参考になる記述があります。

読んでいて「思考の経済学」を思い出しました。思想的にというべきか、何というべきなのか難しいのですが・・・。

目次の「第2部 解題 バラードを歌うように」でピンと来ました。映画「チーム・バチスタの栄光」に出演した吉川の撮影の話だ!と。

吉川ファンは197頁以下を読みましょう!まあ、知っているエピソードだと思いますが・・・。

話は戻りまして、須磨先生の話。

仕事への行き・帰りのバスの中(20分~30分くらい)で読んでおり、2日で読み終えました。そのバスの中で、危なかった、涙が出そうになったのが第7章。読んだ人は、「え、そこで泣けるの?」と思うかもしれませんが、いまのわたくしの置かれている立場・環境と重ね合わせて読んでいたからだと思います。

最近、どうも人と違う所で泣きそうになることが多い気がします。

まあ、それはよいとして。以下、わたくしが付箋を貼った箇所。

38頁。手術が速い理由について、須磨先生は原則論で説明するそうなのですが、その原則論とは、「①よけいなことをしない。②やり直ししないよう一発で決める」だそうです。

60頁。「稀有な配合が天意として行われたわけで、こうしたことを人は恩寵と呼ぶ」。

137頁。「須磨には予感があった。日本でバチスタ手術が根づくとすれば、自分がやるしかないだろうという予感だ。矜持とも違う。いわば天命の覚知だった。」

181頁「クリエイティブ・マインド」。

37頁。「国境を越え、仲間にその方法を伝授することで、多くの人々を引き連れてその国境を破壊していく。こうした人物のことを筆者(=海堂氏)は『破境者』と呼ぶ。

あとは、「本物」のくだり(205頁以下)。

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